みなさまこんにちは◎
京浜東北線与野駅から徒歩13分ほどにある、プライベートインディバサロンを営んでいる鯉渕です。
前回の記事で、市販の鎮痛薬(頭痛薬)を服用しすぎると、頭痛がより悪化し、結果的にMOH(薬物乱用頭痛)に陥ってしまうリスクのお話をしました。
では具体的にどのくらいの頻度でMOHになってしまうのか。
市販されているものに多い、複合鎮痛薬(有効成分が2種類以上配合されているもの、イブクイック頭痛薬DX(R)、イブA錠EX(R)、バファリンプレミアム(R)、ナロンエースプレミアム(R)、ノーシンアイ頭痛薬(R)、ノーシンホワイト錠(R)など)は、月に10日以上服用すると、症状が表れる可能性があります。
これは、頭痛以外の用途で、例えば生理痛や歯痛、腰痛に対して鎮痛薬を服用しても同様のリスクがあります。市販薬には胃にやさしい成分が入っており早く効くので、服用が習慣化しがちです。
【MOHの引き金は「服用した数」よりも「服用した日数」】
重要なのは「何錠服用したか」よりも「何日飲んだか」です。
例えば1日3錠まで服用してもいいとされている鎮痛薬を次の『1』と『2』のように服用した場合、
どちらがMOHを起こす可能性が高いのか。
『1』→1日1錠を5日連続で服用したら治まった頭痛が、月に3回あった
(服用した薬の合計15錠・服用した日数15日)
『2』→1日3錠を3日連続で服用したら治まった頭痛が、月に3回あった
(服用した薬の合計27錠・服用した日数9日)
この2つを比べた時、一見『2』の方が27錠も服用して危ないと思いがちですが、実際は服用した日数が多い『1』の方がMOHを引き起こす危険性は高くなっています。
【MOH(薬物乱用頭痛)の考え方、定義】
○単純鎮痛薬(ボルタレン(R)、ロキソニン(R)、ブルフェン(R)mなど)の場合
→1ヶ月に15日以上
○複合鎮痛薬(上記以外のほとんどの鎮痛薬)の場合
→1ヶ月に10日以上
を3ヶ月を超えて乱用するとMOH(薬物乱用頭痛)に陥ってしまう。
※インディバヘッドスパはあくまでも病名診断の付かない頭痛を対象とし、
且つ治療行為に当たる内容ではございませんので、予めご了承ください。
引用元/参考文献
著者・丹羽潔
「最新 頭痛の治し方大全」
温活健美INDIBA salon re・turn
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