みなさまこんにちは◎
京浜東北線与野駅から徒歩13分ほどにある、プライベートインディバサロンを営んでいる鯉渕です。
今回は、漢方薬と頭痛のお話です。
漢方薬は生薬由来のため、市販薬に比べると副作用が少なく(全くないわけではない)、幅広い年齢層に適していると言われています。
「頭痛の診療ガイドライン2021」では、5種類の漢方薬が頭痛への推奨薬剤として記載されています。
【体力がある人orない人、それぞれに向けた漢方薬】
まず、代表的な「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」ですが、ミカン科の果実である「呉茱萸」が胃を温め、吐き気を伴う片頭痛に有効です。
また、頭痛以外では、肩凝り、生理痛など単独の症状にも有効な場合があります。
急性期治療薬として他の鎮痛薬と同時服用したり、予防として毎日定期服用しても問題ありません。
次に、「桂皮人参湯(けいしにんじんとう)」は、人参湯に発散作用のある「桂皮」を加えたもので、気圧変動に伴う片頭痛のほか、体力のあまりない人の胃腸機能を高める効果があります。
一方で、「釣藤散(ちょうとうさん)」は、中年で比較的体力がある人の慢性頭痛に効果があるとされ、筋弛緩作用(筋肉の緊張をほぐす作用)があるため、緊張型頭痛ぬよく用いられます。
特に、朝方に起こる頭痛・頭重感によいとされています。
慢性的なめまい、肩凝りのある人の神経症などの症状にもアプローチしてくれます。
※市販薬だと「漢方ズッキノン(R)」がそれにあたります。
次回に続きます。
※インディバヘッドスパはあくまでも病名診断の付かない頭痛を対象とし、
且つ治療行為に当たる内容ではございませんので、予めご了承ください。
引用元/参考文献
著者・丹羽潔
「最新 頭痛の治し方大全」
温活健美INDIBA salon re・turn
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