みなさまこんにちは◎
京浜東北線与野駅から徒歩13分ほどにある、プライベートインディバサロンを営んでいる鯉渕です。
前回のつづきです。
【「食べない人ほど痩せにくい」はどの研究を見ても明らか】
○甲状腺○副甲状腺○交感神経○副交感神経○呼吸機能○循環機能○肝臓○腎臓○胃腸の機能のどれもが、ホルモンによってしっかりコントロールされています。
体脂肪も例外ではありません。
実際、人間の体には、体重をコントロールするためのシステムがいくつもあります。
◎脂肪が蓄積するのは、実は「エネルギーの分配」に問題があるとされています。
たとえば、体温を上げるよりも脂肪の合成に使われるエネルギーの方が多い、といったこともその要因のひとつです。
「エネルギーがどう消費されるかは、ホルモンによって自動的にコントロールされるため、私たちが意識的にコントロールできるのは運動によるエネルギー消費だけ」となります。
■脂肪の蓄積にこれくらい、新しい骨の形成にはこれくらいのエネルギーを振り分けよう
と、自分で決めることはできません。このような代謝過程は計測することができないため、
ホルモンによって使われるエネルギーは「比較的一定している」と考えられてしまっています。
→特に、消費カロリーは摂取カロリーに関係なく一定である、というように。
【お金の収支で例えてみる】
たとえば1年に稼ぐお金(収入)と使うお金(支出)で考えてみます。
1年に300万稼ぎ、300万使っているとします。もし収入が250万に減ったら、支出はどうなるのでしょうか。それでも毎年300万使い続けるのでしょうか。
これでは恐らく、すぐに破産してしまうようなことはせずに、代わりに年間の支出額を250万に抑えて予算のバランスを取ろうとするはずです。
この理屈を肥満に当て込めると、摂取カロリーを減らして減量できるのは、消費カロリーが変わらない場合だけということになります。
ですが実際は、摂取カロリーを急激に減らすと、体はエネルギーの収支バランスを取ろうとして、消費カロリーを急激に減らすだけで、体重減少には直接繋がらないのです。
これまで行われてきたカロリー制限の実験では、まさにこのことが証明されてきたのでした。
引用元/参考文献
著者・医学博士 ジェイソン・ファン
トロント最高の医師が教える
「世界最新の太らないカラダ」