みなさまこんにちは◎
京浜東北線与野駅から徒歩13分ほどにある、プライベートインディバサロンを営んでいる鯉渕です。
前回のつづきです。
【食べる量を減らすと「前以上」に太る】
これまでの話で摂取カロリーが減った体は、消費カロリーを減らさなければならないということがわかりました。
例えば体重90キロの人が1日に摂取するカロリーを500キロカロリー減らすと、1週間に0.45キロの脂肪が落ちていくと考えられる。では、これを200週間続ければ、90キロ落ちて、体重が0キロになるのだろうか。
もちろん、そうはなりません。
体はどこかのタイミングで、カロリー消費量を削減して、減少したカロリーとのバランスを自動的にとるようにできています。
◎ミネソタ飢餓実験の被験者たちは35.3キロほど体重が落ちる計算でしたが、実際に落ちたのは16.8キロだけ、という予測の半分以下に留まりました。
そしてその後の被験者たちの体重はどうなったのでしょうか。
半飢餓状態にあるとき、体脂肪は体重よりもずっと早く落ちていきました。これは体に力を与えるため、体内に蓄積されていた脂肪から先に使われていくからです。
回復期に入ると、被験者の体重はおよそ12か月で元に戻りました。が、体重はその後も増え続け、結果的に実験前の体重よりも多くなってしまった結果となったのです。
体は代謝活動(総エネルギー消費量)を抑えることで、摂取カロリーの減少に素早く対応しますが、それはいつまで続くのでしょうか。
カロリー制限を続けていれば、やがて体はエネルギー消費量を元に戻すのでしょうか。
端的な答えとして、「戻さない」と言えるのです。
2008年に行われた研究では、始めは被験者の体重は10%減り、エネルギーの総消費量も予測どおり減少しました。この状態は実験が終了するまで、丸一年続きました。
その後1年経っても、体重が減った体のエネルギー消費量は低く、平均すると1日に約500キロカロリーほどのままだったのです。
◎カロリー制限をすると、それに反応して代謝活動がすぐに減り、その減少がいつ終わるともなく続くのです。
引用元/参考文献
著者・医学博士 ジェイソン・ファン
トロント最高の医師が教える
「世界最新の太らないカラダ」
温活健美INDIBA salon re・turn
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