第二の脳、腸のお話【1】

みなさまこんにちは◎
京浜東北線与野駅から徒歩13分ほどにある、プライベートインディバサロンを営んでいる鯉渕です。

ヒトの腸には100兆個以上、重さにして約1.5キロという凄い量の細菌がすんでいます。
この細菌たちは、花畑のように種類ごとに縄張りを作って分布するので腸内フローラとも呼ばれ、免疫やいろいろな病気と関わっています。

腸内細菌は、腸管内の食物を代謝して、いろいろなものを作ります。
ビタミンB群をはじめ多くのビタミンを作り、中でもビタミンKは体の1日の必要量を作ってしまいます。

良いものばかりではなく、タンパク質を代謝して毒性のあるアンモニアを作り、発がん物質やいくつかの病気、老化を促進する物質も作ります。
これらの物質の中には、そのまま腸から体内に入り、血流に乗って脳を含む体のさまざまな場所に影響を及ぼすものが沢山あります。

腸内細菌な免疫とも深く関わります。
腸の壁は粘液で表面を守って菌の侵入を阻止しつつ、同時にその上にすみついている腸内細菌とコンタクトをとっています。
腸の上皮細胞や、その下にいる白血球は腸管の中を通過する微生物を感知するセンサーを持ち、
仲間ではないと認識した微生物に対しては、抗体や殺菌物資を出して攻撃したり、下痢を起こしたりして排除します。
また、これらの細胞が腸内の微生物に反応して放出する物資は、血液に入り、肝臓や腸に分布する迷走神経を刺激し、体内の免疫細胞を活性化させたり、病原体に対する応答を変えたりすることで、アレルギーに関わります。

次回に続きます。

引用元/参考文献
医学博士 鍼灸師 野溝明子
セラピストなら知っておきたい
「病態生理学」

温活健美INDIBA salon re・turn
京浜東北線与野駅から徒歩15分弱

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大宮東口(大都23) さいたま市立病院行→中木崎下車
さいたま新都心(新都22) 東新井団地行→中木崎下車

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